お正月はやっぱり映画

 

新年を迎え、ひたすら「のんびり」をキーワードに正月休みを楽しむ私どもである。年末からBS放送の
映画などをビデオに取り貯め、コンウエルの検死官シリーズ最新巻はじめ文庫本を買い込み、元旦
には新しくできたホテルのスパにも出かけた。ああ〜、なんて極楽だあ。

そして、2日は映画館に出掛けることにする。やっぱり、お正月映画のひとつも観なくちゃね。映画館に

で観る映画は大画面でこそ楽しめる迫力ある映像のじゃなくちゃ、ってことで「バーティカル・リミット」に

決まりである。山登り中に落っこちるシーンがいっぱいあるらしい、怖いなあ、ゾクゾク。さて、映画の前

にちょっと寄り道して神社に参拝である、なんといってもお正月。最寄の神社は「三吉神社」ここに立ち

寄りお賽銭を上げて、商売繁盛を神様にお願い申し上げた。聞いて下さると良いのだけど。そして、オ

ミクジをひくが、中吉であった。辛抱強く待っていればかなえられるであろうとのお告げだ、う〜ん、もう

何年も待っているのだが、今年中には来てくれるのであろうか、宝くじのあたり券は?

映画の時間までにはまだ少しあったので、目についたなんだかお洒落そうなカフェでコーヒーでもと入

ってみた。黄色とシルバーで、なんだか少し未来っぽいようなカフェだ。東京で歩いていると、やたらと

「スターバックス」と「ドトール」が次から次へと現れて、ちよっと一休みという時に便利だが、札幌には

まだそんなにカフェの数は多くはないようである。ここは3丁目通の東向きで映画館はピカデリーだから、

そんなに遠くなくてちょうど良かった。入るとショーケースにはズラリと色とりどりのケーキやスコーンが並び

飲み物を注文して受け取ると2階へ上がって頂ける。しかし、この手の店の注文の仕組みは慣れなくて、

おじさんとおばさんは若い店員さんに、教えて貰いつつ店内をウロウロしてしまう。飲み物はやっぱりカ

フェラッテであろう、この場合。なんだかよく知らないのだけど、知ったふりしてカフェラッテ、飲んでみれば

ミルクコーヒーであったのね。そして、スコーンも頼み、案の定、喉を詰まらせる。喉つまりしないスコーン

ってあるのだろうか。

「バーティカル・リミット」が始まる。冒頭数人の登山家がほぼ垂直の岩壁を登っている。3人は兄妹とその

父親のようだ。と、上の方から荷物が降ってくる、あやうくかわすと叫び声とともに一人落下して来た!

これもかわすが、全員はロープで繋がっているのだ、落ちた人はすごいスピードで振り子のように振られ

、それに引っ張られて皆次々と落ちてゆく。かろうじてなんと呼ぶのか、金具1個で支えられる1本のロープ

に皆ぶらさがり、もうその金具も全員の重さを支えきれない。観ている私は椅子の上で怖さに身動きも

できないくらいである。最後までこんなシーンの連続であった、背筋はゾクゾク、手には大汗を握り、目を

つぶるヒマもない展開、高所恐怖症の方にはお勧めしないが、正月でだれた身体をちょっと緊張させたい

という方はぜひご覧下さい。

見終わって、ああ私は一生こんな登山はしないであろうから落ちることもないわ、とほっとしたのであった。

以前「M:I−2」を観たときにはフリークライミングをするのだと燃えたはずだが、その私はいったいどこへ

行ってしまったのであろうか?



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