ホットなワイン
近頃はだいぶん気温も上がり蒸し暑くもなってきた。こう暑いとランチタイムに頂く冷たい飲み物
もますます美味しく感じるというものである。グラス一杯のシャンパンやドライな白ワイン・・・。休日
のランチは私のささやかな楽しみのひとつである。
グラスワインであるが、ワインが大好きだがそうアルコールに強くない私にとって、しばしばオーダ
ーする状況がある。フレンチやイタリアンのディナーに出かけた場合はたいがい連れがあるので、
ボトルでのオーダーになるが、一人でのランチやビールなどワイン以外の酒が普通である飲食店
に出かけた場合はグラスワインをオーダーすることになる。このワイン以外の酒が主力の飲食店
でのグラスワインには時たま、問題が発生するのである。
こないだはダンナと仕事帰りに小腹が空いて、焼き鳥屋に出かけた。近所の狸小路のはずれに
ある店であった。ダンナはもちろんビールだ、彼は大のビール党である。晩酌はキ○○・○ガーと
決めているが外では国産であれば何でも良い。ワタシはメニューにあればワインを飲むのだが、特に
赤ワインが良い。で、グラスの赤ワインを頼んだが、出されたワインを一口飲んで、思わず顔をしか
めた。ぬるいんである(T_T)。別にこういうお店で出すワインについて味うんぬんをうるさく言うつもり
は全くなく、どんな安価なワインでも構わないのだが、赤ワインのぬるいのは嫌なんだなー。赤ワイ
ンは室温で飲むと心得ている方も多かろうと思うが、室温と言っても真夏の室温では温度が高すぎ
るのである。ワインにもよるが、せいぜい17〜19度くらいが飲み頃。20度を超えると酸味が強く
感じられ締まりのない味わいになりがちである。この店では白は冷蔵庫で赤は室内に置いてある
のだろうが、こう暑くなり、またさらに暑いであろう厨房内に置かれたりした赤ワインがぬるくなって
いるのはあたりまえである。だが、ワタシは別に苦情を言うつもりもない、こういう場所で赤ワインの
管理について言ってみてもしょうが無い。そこでワタシは氷を少々所望するのである。キューブを
1個グラスに入れるとちようど良い冷え具合だ。
また、別のある日とあるベトナム料理のお店で一人でランチの時もグラスワインの赤を取ったが、
ここのもぬるかった。もちろん氷を貰う。ここでは、「フォ」というベトナム風うどんを頂いたのであるが、
なんだか味のないそのうどんと冷たい赤ワインは全く合わないのだが、気にせず食事を進める(食
事と飲み物に気を配るソムリエらしい所の全く無い)無神経なワタシである(^_^;。
さらに、ある休日の夜、ダンナと二人であるイタリアンに食事にでかけ満足しながらの帰り道でフト
みつけた居酒屋に立ち寄った。ここでもグラスの赤ワインを頼んだのだが、ここのは今までで一番
温度が高く、ぬるま湯くらいの温度であった(T_T)。しかも酸化によるニオイがしてあきらかに劣化し
ているのである。ここでも氷を所望したが、つい思い余って声をかけた。「ちょっとワインの温度が
高すぎるので、夏は赤でも冷蔵庫に入れた方がいいと思いますよ」
お店には余計なお世話であったであろうか(^_^;。だが、ぬるい赤ワインを飲むのなら、冷蔵庫で冷や
された赤ワインの方がどれだけマシな事であろうか。
でも、賢明なる諸氏はお考えであろう、そういうお店ではビールを飲めよってね。