今年も穏やかな元旦の朝を迎えおなじみの三吉神社にて初詣をすませて、清々しい
気持ちで楽しみにしていた映画「ディナー・ラッシュ」を観にイソイソと足を運ぶワタシと
ダンナであった。やはり職業柄、レストランを舞台にしたり料理をモチーフにしたような
映画はたいがい観てしまうものである。この映画はニューヨークはトライベッカの実在
のイタリアン・レストランを使って撮影されており、監督のボブ・ジラルディがオーナーで
あるという。映画ではトラディショナルなイタリア料理を好むオーナーである父親と、ヌー
ヴェル・キュイジーヌな料理で天才シェフとの評判を取るその息子との確執を軸に様々
な個性ある登場人物が重層的に絡む、なかなか面白いストーリイではある。なにより
若きスターシェフの料理を目当てにお客が押しかけ、予約は3ヶ月先までいっぱい、席
が空くのを並んで待つ人々でごった返しの(いやはや、なんとも羨ましいレストランだ(^_^;
活気ある店内と、大忙しで次から次へと料理の皿が作り出されるキッチンの様子もと
ても楽しい。
であるが、ワタシは見ていて不愉快でイライラしてくるシーンが多々あったのだ。こんな
に忙しいレストランで、料理が遅いと催促するお客もいる状況なのに、コックやウエイト
レスがしばしば仕事を抜け出してあろうことか(怒)ラヴシーンを演じたり、ギャンブル狂
のスーシェフはキッチンで賭けの対象の試合の実況中継のラジオに夢中だ。息子の
シェフも店の実権を譲るように父親に談判しているが、そんな話は仕事の終わった後
に家でゆっくりしろーーー! 今は営業中なんだああぁぁ。
いやいや、分っている。分っていますとも(笑)。それらはみな、映画のストーリイ上、必
要なシーンであり、それらが無ければお話は進みませんとも。でも、それでもワタシは
イライラするのであった。これでは時々ワタシが見る悪夢のようである。夢の中で、満
席のお客の誰にも料理が何一つ出ていなく、一人であせりまくるワタシ。ああ、なんて
恐ろしい(笑) ともあれ、そんな気持ちを抑えつつ、みたラストシーンは驚きとカタルシス
のある、納得のいくものでありましたよ(^-^)
あ、あと一つ。ウエイトレスの一人はギャンブルで破滅寸前のスーシェフとスターシェフ
の両方から好かれているが、選んだのは、、、。普通違うだろうとワタシは思うのだが、
まあ、どっちもどっちかな。