台湾~台北散歩 その2


九份。山からの煙った海の眺め。

ガイドブックを眺めていると、やっぱり九份の景色は魅力的。この海を眺めたくて行ってみることにしました。
みんな同じコトを考えて、九份の細い路は日本人観光客であふれてました(笑)。それでも、楽しかった九份。
(台湾通貨の1NT$(圓)は約3.5円です)


3日め
九份へは、台北駅から電車に乗り、途中でバスかタクシーに乗り換えて行くそうで、ちょっと面倒になって空港からの送迎バスの中で、九份日帰りツアー(日本円で一人¥4000・昼食付き)を申し込み。久々のツアー参加だったが、結構楽しかった。
ホテルに朝8:00に迎えのバスが来て、この会社だけで5台の大型観光バスが九份に行くという。うーん、スゴイ。台北から九份までおおむね50分くらいで到着。集合場所のセブンイレブンを確認してから、ガイドさんの後ろにくっついて細いくねくねした道を登って、展望台に向かった。路の両側には、土産物店や食べ物屋さんがびっしり並び、呼び込みの声も賑やかだ。


赤い提灯が幾つも吊り下げられて、雰囲気のある路地。

レトロな雰囲気ある建物が建ち並ぶ。

ガイドブックによく登場する、映画「非情城市」のロケに使われた茶芸館。

映画では、ここは飲み屋街みたいな場所で外に出したテーブルで人々が賑やかに酒を飲んでいたな。

この看板の前で記念写真を撮るのもお約束(笑)
非情城市
1989年公開のこの「非情城市」のヒットで、九份は人気の観光地となったそうです。トニー・レオン出演のこの映画、台湾に行く前にDVD観ておきました(^-^)

また、宮崎駿監督が九份のこの風情から「千と千尋の神隠し」のインスピレーションを得たというのも知られたお話。

廃館になった旧映画館前で。
(右上へ続く)                           

100年以上たつ九份最古のお茶屋さん、九份茶坊にて。ここでお土産のお茶を購入。試飲もできます。店員さんは、日本語上手。

心地よい古さを感じさせる店内。

ここのお茶に使うお湯は炭火で沸かしています。火鉢の上の土瓶には、しゅんしゅんとお湯が湧いていて白い湯気がたっていました。
古道具でしつらえたとても雰囲気あるお部屋。ちょっと古くなりくたびれたオトコが一人たそがれていても、違和感ナシ(笑)

こちらは、芋圓のデザート。女の子たちがむらがっていました。ワタシも早速!

少し肌寒いので、温かい方にして貰った。白玉ぜんざいのような感じ。
  

 

 
見慣れない食べ物がいっぱい売られて目を奪われ、土産物屋の一つ一つもついひやかして歩くうちに、あっという間に時間がたってしまった。


最後にまた、街並みや海を眺めて九份とお別れ。楽しかったなあ~(^-^)

(左下へ続く)
 
九份ツアーの昼食は台北市内に戻ってから。大きなレストランで皆さんと一緒に円卓を囲みました。そぼろ肉かけご飯(お代わり自由)とスープにおかず4品付き。ご一緒した若いお嬢さんたちは、これから台湾シャンプーに出向くそうです。頭をキューピー人形みたいにして貰うアレですね?
ツアーはこれで終了。自由行動に戻りました。



ここは、台北駅前。とても大きくて立派な台北駅。

街は我が物顔のバイクであふれ、二人乗りはもちろん三人乗りも当たり前。運転はお父さん、バックシートにお母さん、真ん中に子ども、というのも良く見かけてビックリー。舗道は、駐輪バイクで狭いし、舗道も走ってるし。

ホテルの窓からは、密集した民家が見えて、生活のにおいがするよう。こういう眺めは好きだなあ。あそこの3階の部屋に住んでいる自分を想像してみたりして。

(右上へ続く)
昼食を意識して軽くすませておいたのは、ここに来るためである。
鼎泰豊の小龍包。あまりにも有名なこのお店に来るのは、ちょっとためらわれる気もしたのだが、なにしろ我々は台北初心者であるからして、まずはここからスタートすべきという結論に達したのだった。
行列に並ぶのもイヤなので、午後2時くらいにホテルからタクシーで出かけた。愛想の良い運転手さんは、日本語の単語を並べて「鼎泰豊、食べる?鼎泰豊、美味しい。トウキョウ?・・サッポロ。知らない。」と、楽しい会話をしてくれた(^-^)。そうか、地元の人もやっぱり美味しいのね。
この時間帯は思ったとおり空いていて、待つことなくすんなり入店。2階へ案内された。お客さんは地元の人たちの方が多かったようだ。


蒸篭に10個入りの小龍包。

若くて可愛い女店員さんが、日本語でテキパキと食べ方を指導して下さる。しょう油少し、酢をたくさんと言いながら、小皿にたれを取ってくれた。生姜を載せてどうぞ、とのこと。こんな具合かな?

こちらは、豚肉と鶏肉入り蒸し餃子。あと蟹小龍包とビールでしめて
NT$1023(サービス料10%込み)

(左下へ続く)
さあ、小龍包で満腹となったので、腹ごなしにまたまた散歩開始である。鼎泰豊から近くの中小記念公園に向かった。途中、
台北牛乳大王というファストフードみたいなスタイルのお店で、
パパイヤミルクを一杯。これがね、なんとなくお腹にいいような気がしたのね。当たりでした(笑)甘さもほどよく、美味しい。

木瓜牛乳(パパイヤミルク)NT$70。

中小記念公園に到着。そろそろ日が沈み始める頃で、夕日がキレイ。この日、台北はとてもお天気が良く気温は20度くらいで、ちょうど札幌の初夏のような心地よさだった。まったくもって散歩日和ね。



蒋介石を記念した、中小記念堂前で。
(右上へ続く)

広々した公園できれいな花壇もあり、各国からの観光客が記念撮影をしたり、音楽ホールの前では若者たちがダンスの練習をしていたり、みんながのんびり散策を楽しんだりしている。ゆったりしたいい雰囲気が漂う公園だなあ。

大中至正門。

左側の建物は国立劇場。

向こうにそびえるのは、台北駅前に建つ旧新光摩天展望台。紫のライトアップが夕暮れの空に映えてキレイ。
他愛ないことを喋りながら、ぶらぶら歩いているだけなんだけど、それだけで楽しいのは異国の知らない道を歩いているからなのだろうか。ささやかな短い旅行でも、日常から離れたこの時間にリフレッシュ気分満喫!



(左下へ続く)
ダンナは約25年前に、ここ台北に何度か仕事で来たことがある。新しくできるカフェレストランに洋食調理の指導で来ていたのだそうだ。その時の話は折に触れ何度も聞かされていたが、もうずい分昔のことだ。ダンナもその時のレストランがどこにあったのか、もう忘れてしまっているし、台北もどんどん発展して、街の様子もすっかり変わってしまった。場所は「南京西路」にあった、ということだけ記憶にあるようだが、そのあたりはホテルのすぐ近くなのに、やっぱり分からなかった。ところが、、、突然ダンナは叫んだ。「蘇える金狼だ!」

注:「蘇える金狼」大藪春彦原作、松田優作主演のハードボイルドアクション映画の名作。1979年。


いや、蘇えったのは狼ではなく、ダンナのあやふやだった記憶である(^_^;。近くにあった日本語学校の看板を見たとき、それがきっかけとなって記憶が蘇えってきたのだ。そして、ついにダンナは見つけた。昔、働いた場所を。それがこの、「プチ」というお店。昔より狭くなり、ケーキ屋さんに変わっていたが、この場所と店名は同じだ。
台北旅行の間、ダンナの色々な思い出話を聞かされていたワタシであるが、プチ発見の快挙でまたもや様々な思い出話をあふれさせるダンナに、快く付き合ったのであった(笑)。
良かったねー

思い出の場所が見つかって、嬉しそうなダンナである。中に入ってお菓子を少し買い、若い女性の店員さんとお話してみたが、社長さんは以前とは違う方のよう。でも、日本生まれの社長さんだそうだ。どうりで、お店の奥のカフェでは日本食を出している。入り口横にあるサンプルは、トンカツ定食みたいなものが並んでいる。ここのビルは上がホテルになっていて、ダンナは滞在中ここに宿泊していたそうで、懐かしさもひとしお。

(右上へ続く)
さて、偶然はまだ続く。夜になりどこかレストランへ出掛けようということで、ホテルのすぐ近くにある梅子(メイズー)というお店に決めた。この当たりは日本人ビジネスマン向けの飲み屋街となっているそうで、確かに台湾的な食堂も多いがいかにも日本風なスナックのような看板も多く目につく。ひらがなで「さゆり」とか、そんな店名がね(笑)カラオケ店もあるし、マッサージの店も。道を歩いても、スーツ姿の男性グループがのし歩き、聞こえるのは日本語だ。

梅子も、お店の看板にはUMEKO RESTAURANTと書いてあり、親しみやすい。で、梅子に入店し、二階席に案内されて席につくと、、、またダンナが言った。「オレはここに来たことがある!」昔、仕事で来ていた頃、連れられて何度か食事に来たらしい。またしても懐かしがるダンナである(^_^;
梅子は、日本人のお客さんもとても多かった。ビジネスマン、ご婦人グループ、親子連れ、メニューも日本語併記の写真付きで安心。そして、ここには水槽に入った魚や海老、魚屋さんのように氷を敷いた上にたくさんの魚介類が並べられ、好きな魚を選んで調理法も指定して食べることができるのだ。魚介好きの人には、ぴったり。ダンナも早速、蟹を選んで蒸し蟹にして貰った。


時価となっている蟹。重さで計算するようだ。

とのさまがえるの炒め物。


こちらのお客さんがみんな〆には食べると思われる麺。
台湾ビールも入れて、合計NT$1460。
4日めはもう帰国。午前便なので、早起きして桃園国際空港へ。スタバでコーヒーを買って。オーダーを取る店員さんは、中国語・日本語・英語をあやつってテキパキお仕事。きっと韓国語もOKだろうなー。

25年ぶりに台湾を訪れて、偶然かつての仕事先も見つかってなんとなく台湾の思い出を締めくくれたような気分のダンナ。ワタシもこの目で台北を見たし、これからの台北の話題はダンナの思い出話ではなく、二人で歩いた楽しいひとときのものになるだろう。一緒に来てみて、良かったかな(^-^)
おまけ、台北のトイレ事情。
旅先でのコレは、もはやワタシのテーマ(笑)。
台北に着いて、ホテルへの送迎バスの中でガイドさんから重大な注意を聞いた。
「台湾のトイレットペーパーは水に溶けないので、トイレに流さないネー」
えっっ!なんと?じゃ、どうすれば?
「バケツやゴミ箱が置いてあるから、それに捨てるネ。詰まったら大変あるヨ」
ウヒャー。でも、ごめんなさい、こっそり流したあるヨー(^_^;
これは、ビックリだったけど、台北のトイレはもちろん水洗で駅や観光地の公衆トイレでなければ、おおむねきれい。超近代的な台北101のトイレもきれいだけど、事情は同じ。日本語で書いた注意書きも張ってあったしぃ。
そこで!台北でのトイレ大賞を贈るトコロは!
それは、鼎泰豊だっ!
もちろん水洗、便器はTOTOのウオッシュレット、音姫付き。
ウオッシュレットに出会ったのはココだけ。しかも、トイレ係の白い制服を着た若い女性が控えていて、お客が一人トイレを使うごとに掃除をして、にこにこ挨拶をしてくれるのだ!サイコーでした。でも、ペーパー用バケツはあるネ(笑)

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