春のフランスにて~パリ

市場ではホワイトアスパラガスを始め、美味しそうな野菜がたくさん~

ようやくパリに辿り着きました。パリは暖かく良いお天気でなにより。
パリでは、友人たちに再会して一緒にご飯を食べてワインを飲んで大いに楽しみました。


オテル・テルミニ・リヨン★★★
南からのTGVは終点のパリ、ガール・ド・リヨン駅に到着します。パリでは以前にもガール・ド・リヨンやバスチーユ周辺に滞在していたので、この駅はなじみがあります。駅構内から地上に出ると、駅前にすぐ今回宿泊するホテルが見えました。一階にはブラッスリーやカフェが並び、賑わいがあります。ともかくも駅近という点だけで選んだようなこのホテル、確かに駅を降りてスーツケースを引っ張りながらもすぐに到着できるのは、便利でした。

入口をはいるとすぐ小さなフロントがあり、三階(日本式四階)の部屋を貰いました。こちらは下からちゃんとエレヴェーターもあり、良かった(^_^;

駅前のリドロ大通りに面した部屋で、ガール・ド・リヨンのシンボルの時計塔が見えました。時間もすぐ分かるし便利な部屋(笑) 部屋はせまいです、パリの普通の部屋、という感じですね。とはいえ、スーツケース2個をぎりぎり広げられますから、まずまずです。

朝食
Hotel TERMINUS LYON
19, bd Diderot.(station : Gare de Lyon).75012 PARIS
TEL : +33 (0) 1.56.95.00.00 
2泊 朝食込 258€

ガール・ド・リヨンの時計塔が見えました。

部屋はコンパクトですが、まずまず。
この日は、ツアーでいらしている知人と待ち合わせておりましたので、早速、メトロに乗り出掛けました。ガール・ド・リヨンからはメトロの1番線をよく利用しました。この線はルーヴルも通りますし、シャンゼリゼや凱旋門に行くのに便利です。

待ち合わせは、オペラでしたので、途中で一度乗り換えますが、パリのメトロは網の目のように走ってますので、どこへも簡単に行くことができますね。

待ち合わせた知人と一緒にレオン・ド・ブリュッセルでムール貝をつまんだり、少し買い物をしてから、この日とても楽しみにしていたセーヌ川クルーズをするために、バトー・ムーシュの乗り場に出掛けました。
セーヌ川を走る観覧船は幾つかの会社がありますが、バトー・ムーシュの船だけが自由の女神像の傍まで行くというので、これに乗ることにしました。
乗り場はアルマ橋のたもとにあります。



ランチやディナー・クルーズですと予約が必要ですが、普通のクルーズは乗り場に行ってチケットを買うだけでOKです。ワクワクしながら出発を待ちました。

夕方の時間帯でしたが、パリはもう夏時間、暗くなるのはまだまだです。セーヌ川の上には青空が広がり、少しだけ傾いた日の光がやや白っぽくなって、のんびりした時間が流れてゆきました。

セーヌ川にかかる橋をくぐりながら船は進み、両側に次々現れる建築を見ながら観光客は写真撮影に余念がありません。我々も、撮りまくり~、、(^o^)

自由の女神像はコースの最後の方でしたが、だんだん近づいて来たーとワクワクして待っていましたら、まだ小さく見えている程度なのにさっさとUターンしてしまうではありませんか。ちょっとガッカリでした、、、

もう一つガッカリは、左右に見える名所案内の音声ガイドが流れるのですが、フランス語、英語、中国語、韓国語と順番に続いて次は日本語かと思いましたが、ありませんでした。なんで?
そういえば船内のアジア人観光客は韓国や中国の方が多く見受けられ、日本人の方にはあまりお会いしなかったですね。今や、日本人観光客はマイノリティなのでしょうか・・・

歴史あるビストロをアラン・デュカスが買い取り経営しています。ミシュラン★
その夜は、ブノワで夕食。
セーヌ川クルーズをご一緒した知人ご夫妻と、ビストロ・アルモニーの夫妻と6名です。
アルモニー夫妻はこの日、モンサンミシェルまで観光に出掛けていましたので、お店で待ち合わせ、彼らの到着までアペリティフを飲みながら過ごしました。

Benoit
20, rue St-Martin 75004 Paris
+33 (0)1 42 72 25 76


アラン・デュカス・ブランドのシャンパーニュで乾杯しました。みんなそれぞれ前菜と主菜を注文しました。

ワタシの注文したパテのパイ包み。思ったよりあっさりした味わいでした。

エスカルゴのブルギニヨン。大きいのが9個も。

これもワタシの鳩のロースト。セニャンの焼き具合といい、ソースといい、申し分のない美味しさでした!

クラシックな店内は満席の賑わいで、肘がふれあうようなぎっしりしたテーブル間隔もパリのピストロ的でいい雰囲気です。

みんなの注文を一手に引き受けてくれたKシェフ。ワインの注文から写真撮影の依頼まで。

仔牛のソテー。

プロフィットロール。これがメニューにあるとついつい頼んでしまうワタシです。美味しいー。

食前酒、シャンパン1本、白ワイン1本、赤ワイン2本、食後酒までいってかなり酔っ払いました!

みんなでパリで飲めるなんて本当に楽しい夜でした~(^-^)

海の幸プラトー、やっぱりまた食べました(笑)
Brasserie l'Europeen
21 bis, boulevard Diderot 75012 Paris Tel. 01-43-43-99-70
パリ2日め。日曜日でしたので、バスチーユの朝市へ出掛けました。
パリではアパルトマンを借りて滞在しているプロヴゥンサル・キムラのご夫妻を訪問するので、手土産にフルーツを買いました。それからオペラやシャンゼリゼをぶらぶらして一度ホテルに戻り、ガール・ド・リヨン駅前のブラッスリー・ヨーロッパで海の幸盛り合わせを頂きました。このお店は場所が便利なので、来るたびに立ち寄ってます。駅前なので昼間はすごく混み合ってます。

キムラさんのアパルトマンでシャンパンをご馳走になり、そして連れだって夕食に出掛けました。

Le Dome
108, boulevard du Montparnasse 75014 Paris
TEL:01 43 35 25 81
←ソムリエの注ぎ方をニヤニヤして見守るキムラ。

この日はモンパルナスのル・ドームで、お魚料理を食べようということになっていました。歴史ある老舗のカフェ、クラシックな内装が楽しめます。メンバーはキムラ夫妻、アルモニー夫妻、そしてカザマです。昨夜に引き続き、とても楽しい宴会となりました。

担当して下さったソムリエはかなりひょうきんな方で、日本語もけっこう喋ってくれました。日本語の先生は札幌のご出身だそうで親近感もわくというものです。シャンパンを6名に注ぐ時、彼はグラスを手に持ち傾けて泡が立たないようにしていました。シャンパンて泡が立ちあがり一気に注ぐとあふれてしまうものですから、人数が多いと注ぎ終わるのに時間が掛るものです。みんなこの注ぎ方に注目、急ぐ時にはこの方法もあるなあとうなづき合いました。

メニューには魚料理がずらずら並んでおります。お肉料理は一皿しかない、魚料理専門店ですね。味付けはしっかりしているというか、しょっぱいと思うものもありましたがー(^_^;


キムラのマダムと。

アルモニーシェフとキムラシェフ。

ダンナの選んだ前菜、海老のフラン。気にいって、帰国後作ってみてました。

一度本場で食べてみたかったソール・ムニエル
美味しかったけど、片側塩しっかり、片側味なし(笑)大ざっぱなのか?

モンマルトルのラパン・アジル
Au Lapin Agile
22 rue des Saules 75018
料金1人24€ (飲み物1杯付き)

キムラ夫妻

アルモニー夫妻

カザマ

2次会でみんなでメトロに乗ってモンマルトルのラパン・アジルに行きました。シャンソン酒場で有名なお店です。一度行ってみたかったのですが、想像したのと違う雰囲気で、、、ワインを飲んで歓談しながらシャンソン歌手のライブを聴けるお店と思っていましたが、どちらかといえば「歌声喫茶」みたいな雰囲気でした(笑) 人懐こい雰囲気のあるキムラ・シェフは誘われて一緒に歌ってましたが、他一同はひっそりと影に隠れて目立たないように、、(^_^; 酔いも覚めてしまいましたー。
でもとても雰囲気のある佇まいで、とりあえずミーハーなので行って満足いたしました。


シャルル・ドゴール空港にて
翌日は、もう帰国。荷物をまとめてホテルまで4人の荷物を積めるタクシーに迎えに来て貰いシャルル・ドゴール空港へ。デタックスの手続きをしてチェックインの後は免税店で最後のお買いもの。後は、テイクオフまでビールを飲んでくつろぐだけ。

今回、充実のドメーヌ見学、パリでの友だちとの宴会もできてとても楽しかったので、帰るのが心残りなくらいでした。またなるべく早くフランスに行きたいものです。その折には、またどなたかとパリで待ち合わせて宴会をしたいですねー(笑)


おおっ、やっぱりエール・フランスはシャンパンが出る!でもプラスチックのコップで飲むのは悲しい~。

お肉料理は仔羊のミートボールにクスクス。スパイスの香りがフランス的でいい感じー。ワインにも合いました。

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