三笠 山崎ワイナリー
2005年9月14日




ワインショップ・フジヰさんの主催で、三笠の山崎ワイナリー見学とバーベキューのツアーが
行われ、美味しいワインと焼肉に舌鼓を打つ自分を想像して、早速参加させて頂いた。
当日はあいにくの雨模様だったが、南に向かいゆるやかに傾斜する斜面に
整然と並んだ葡萄の樹々は緑鮮やかに、ゆっくりと実を育んでいた。


朝9時半、マイクロバスで大通西4丁目を出発した。車内はワインショップ・フジヰさんの社長さん始めスタッフの皆さんとレストランやワインバーのシェフやソムリエさんなど、皆さんワインのエキスパートばかりである。

最初に葡萄畑を見学した。ケルナーやバッカス、シャルドネなどの白葡萄と、ツバイゲルトレーベ、ピノノワール、メルロなどの黒葡萄が植えられている。まだ、収穫までには間があるので、こっそり味見すると、とても酸っぱかった。今年は春が寒かったので、生育はやや遅れ気味だそうだが、夏の暑さと秋の好天で遅れを取り戻しつつあるとの事。今年は素晴らしい収穫になりますように。

実は昨年も9月にこちらを訪問している。倒木の被害が甚大だった、風台風の後だったので、強風に痛めつけられた可哀相な葡萄を見た。

葉や茎が枯れてしまった去年の葡萄の画像。

ワインショップフジヰの藤井社長と息子の日向君(4さい)
小さいながらも跡取りを自覚しているのか、葡萄の味見に
余念が無い(笑)




シャルドネ

垣根方式で枝を2本広げるダブル・ギヨー仕立て


地面には貝殻が混ぜられていた。


ピノノワール


メルロ


柱にMerlot

畑を一通り見学した後は、醸造所の見学と山崎社長より説明を受けた。収穫した白葡萄は圧搾機にかけて、ジュースを絞りそのまま一階にあるタンクに送られて醸される。黒葡萄は破砕・除梗してタンクに送られる。白ワインは来年春に瓶詰めされ、赤ワインは木樽に移されて熟成に入る。色々と工夫したり、より美味しいワインを造ろうと努力されているお話を伺うと、本当にワイン造りは大変な事だなと思う。一年に一回しか造れないし、その年のワインとはまさに一期一会。

四角いステンレスタンクが並ぶ醸造所

破砕機の前で説明する山崎社長

見学の後は楽しいバーベキュー。豪快に大量の肉・野菜を焼いた。旨かった!が、風下にいたので、すっかりスモークされてしたまった(^_^;

ワインも美味しいのがいっぱい用意されていた。
一番右は山崎ワイナリーの白ワイン、ケルナー。

最後に参加の皆さんと記念撮影。本当に楽しいツアーでした。

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