余市・仁木の果樹園訪問
2001年7月17日
季節はもう夏、そろそろベリー類の実が色づいているのではないかと余市と仁木の果樹園を訪れた。
今回は仲良しのビストロのご夫妻とご一緒することになり、楽しさも倍増である。
まず着いたのは、余市の「ファーム稲船」さんの畑である。こちらはサクランボやリンゴ、プラムなどなどの
果樹類とベリー類を無・低農薬栽培で育てている。旬のサクランボを送ってもらっている。
ベリー類はまだこれからという所であったが、ラズベリー(木苺)、カシス(黒すぐり)、レッドカラント(カリンズ)などが
色づき始めていた。で、ワタシ達は張り切って畑に入り、ベリー摘みを始めたのである。一応ワタシ達は
都会人(笑)なんで、こんな作業が楽しくてたまらない。また、こんなに宝石のようにきれいなベリーを
お皿に飾れるかと思うと嬉しくてつい熱が入ってしまう。そうは言っても小さな粒々をプチプチもいでゆくのも
なかなか大変なものである。そばで一緒に作業してくださる稲船さんの奥様に思わず「毎日大変でしょうね」と
声をかけると、「ホント、嫌になっちゃいますよー」と明るく返事なさった。だって果実はみんな一斉に生ります
ものねえ。今はサクランボの収穫と加工に追われる日々なのだそう。ご多忙のところにワタシ達のような
闖入者に邪魔されては、ご迷惑なことであったろうが、とても親切な稲船さんご夫妻である。
広いベリー畑で黙々と作業なさる稲船さんのお姿である。こちらの本業
はこれらの果樹、ベリー類のジャム製造である。こちらのジャムは
この農園で収穫した果実に砂糖のみを加えて煮込んだもの。果実が
本来持つ味、香り、色を生かしたいためペクチン、クエン酸、レモン、香料、
着色料等は一切使用していないそう。サクランボジャムは種を抜いて
そのまま煮込んだ一粒一粒の形が残る可愛らしいもの。ワタシはチーズの
お相手に良いのではないかと思い早速一つ求めてきた。
自分達で収穫したベリーや頂いたサクランボをいっぱい持ち帰り
ご機嫌ななワタシ達である。ありがとうございました!!
そして、次に訪れたのが、仁木の「峠のふもと紅果園」さんである。
こちらは観光農園であるが、ネットの検索でみつけたHPがとても
楽しくトップページに乗っていたご主人の寒河江さんのお顔も素敵
だったのでお会いしてみたくなったものである。さあ、この写真の
真中の方が寒河江さんである。予想通りの痛快な日本男児であった(爆)
右側の方は可愛らしい奥様である。左はワタシであるが、この手の
ひらにご注目。ちょっと見えずらいが、汚れているのだが、これは
夢中になって「桑の実」摘みをしたためである。小さい頃こんな風に
手や口の周りを汚しながら、木の実を摘んだ思い出のある方はおら
れるだろうか?ワタシもそんな風だったのである。
これは、グミの実です。ぷよぷよしてます。
こちらでは、果樹園の回りにベリー類を植えたり、あるいは桑の木のように自生したり
ている実を果物狩りに来たお客さんに採らせて下さる。ワタシ達は他にもグミ、グズベリ
などを採らせて頂き、収穫に大いに気をよくしてここを出発したのである。
寒河江さん、どうもありがとうございました。
「峠のふもと紅果園」のホームページアドレスはこちら。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~koukaen/
美味しいもの採ったり買ったり(余市の鮮魚店と小樽の新南樽市場にも立ち寄り、
旬の甘エビや毛ガニなどを購入)食べたりしながら、楽しく嬉しく札幌に戻って来た
シアワセなワタシ達であった。
さて、皆さま、こんなデザートができました(^-^)
左は余市稲船ファームさんのさくらんぼのクラフティ、右はさくらんぼのコンポートに木苺など
ベリーを添えたものです。さあ、早く食べに来てね!!